今井隆生選手(31歳)出場の駿河台大学が第98回箱根駅伝本大会出場を決め、徳本一善監督も箱根路に戻って来るで思わず号泣しております……

箱根駅伝2022予選会で駿河台大学が8位で本大会初出場を決める!!

第98回箱根駅伝本大会出場を目指して強豪ひしめく予選会が東京都立川市の陸上自衛隊立川駐屯地で開催され、駿河台大学の駅伝部が初出場の切符を手にしました。今回、駿河台大が出場するというニュースを目にして注目した点が2つありました。一つは出場選手の中では珍しい31歳の今井隆生選手の存在があります。その異色!?の経歴を知り、素敵な先生、否、今は選手ということでありますが応援したいと思いました。そして、2点目は駿河台大学の駅伝部の監督がご自身も現役時代に法政大学のエースとして活躍された徳本一善さんだったという事。徳本一善監督が出場した箱根駅伝は今でもわたしの目に焼き付いています。思わず正月早々泣きながら応援していたことをおもいだします。その徳本一善さんだったんだということで、こういうことがあるから箱根駅伝って大会自体を応援したくなっちゃうんですよね……

駿河台大の今井隆生選手31歳中学校教師に復職する前に教え子と箱根本大会をめざす。

 

かつて封印した夢、再び!!ですね。駿河台大学の駅伝部で31歳の異色のランナー今井隆生選手。中学教師時代に生徒の力になりたくでもなれなかった自身の力不足を解消するために埼玉県越生町の越生中学校で駅伝の顧問としての教師生活から教職員の自己啓発等休業という制度を活用し、昨年4月より駿河台大学の心理学部3年に編入。そこには駿河台大のチームメートでありかつての中学教師時代の教え子だった永井竜二選手との再会があった。数奇な運命とでもいうのでしょうか……

全ては今井隆生選手の人として教師としての飽くなき挑戦の結果としてもたらされた運命のようなものでしょうか、本当に並大抵の覚悟ではなかったのではないかと思いますが、こういう方こそ尊敬される人なんだと思います。

かつての教師時代に救うことが力になれなかった生徒がいたということで、その思いを克服するために自己啓発等休業制度というシステムがあるにせよ、再度大学へ編入までしますか!?

それを心理学を学ぶために編入学する、そして、かつて現役の日体大の学生時代にこれまた自分の力では無理ではないかとして封印した箱根駅伝ランナーを目指すというか目指しなおす姿勢にすごく惹かれます。

 

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あの箱根駅伝での棄権から徳本一善監督が箱根に戻ってくる……目頭が……な、なんだこの目から流れる水は……!?

 

動画引用:https://www.youtube.com/watch?v=hxs2hQtq4mg

もう感動ですよ。わたしは陸上経験があるわけでもなく、駅伝に関しても専門的なことは分かりませんがファンです。まぁ、人間生きていれば順調な時ばかりではないということは頭ではわかっていても自分がそんな環境にいるときにはなかなか素直になれないこともあるものでして……そんな時に歯を食いしばって頑張っている人をみると勇気というか何というか、力を頂いていると感じることがあるのです。まぁ私だけかもしれませんが……

その1ページにあの箱根駅伝で無念の棄権という結果で終わった徳本一善監督、当時の法政大学のエースの力走がありました。もちろん何の面識もなく、当時はお正月茶の間でおせちを食べて何気なく箱根駅伝を見ていました。そこで。ひときわ目立つ茶髪のスマートな選手が軽快に走っているではないですが。誰だろうって少し気になりつつ見ていた選手が徳本一善監督その人でした。

途中から徳本さんに異変が。

世間一般にお正月はみんな家族や仲間と一緒にゆったり過ごすのでしょうが、まさにそのお正月が日頃の精進の晴れ舞台と健脚を競う箱根駅伝本大会。そこでまさかのチーム大黒柱の棄権。

当時は確か監督さんに声をかけられても振り払うようにして走り続けようとしていた徳本さんの姿がテレビの画面に映し出され、テレビの前で「どうしてそこまでして走り続けようとするんだ!!」って応援しているわたしも泣いていました。

なんて残酷な試練だ!!って当時は勝手に慮っていました。

その後、法政大学卒業後に出場のニューイヤー駅伝ではいきなりご活躍であー良かったと思いそれから次々に現れる箱根駅伝のニューヒーローたちの中の一人となっていきます。

それから時を経て、徳本一善選手が徳本一善監督として箱根路にかえって来る。

あの頃、物事がいろいろと進まずうまくいかず誰にもそのことを言えず苦しくてでもその苦しさを見せたくなくてといったわたしがそれでも前を向いて歩けたのは徳本さんの姿をテレビで拝見したからだと感謝していました。

おかえりなさい徳本さん。


随時更新します。