ためしてガッテンで学ぶ、コレステロールの救世主・EPAとは!?手軽に摂取できる料理レシピなど……

コレステロール中性脂肪の値が……

毎年、会社の健康診断を受ける時期になると気になり始めるキーワードですね!?人間ドックなどを受ける人は日頃から健康にも気を使っている意識の高い方ではないかと思いますが。健康診断は会社から診断を勧められで受けるものですから、健康について意識の高い低いは関係なく受信することになり、結果的にコレステロールを気にし始めるというパターン……

 

これは私の思考の過程なのですが、あなたはどうですか!?

 

しかし、このコレステロールが何なのか私は明確に理解できておらず、知識もないのに恐れているのもどうなのか!?と思っていたところNHKの健康人気番組、ためしてガッテンコレステロールの救世主、EPAについて解説されていたので視聴したところ、正確な知識を得ることも出来て、おまけに美味しい料理のレシピまで知る事が出来たので今回はシェアしたいと思います。

そもそもコレステロールってナニ!?

 

はい、コレステロールという言葉自体はずっと以前から知っていましたし、イメージ的には中年男性やメタボなどを連想する不健康なイメージが強く正確な知識は無い状況。

 

しかし、このコレステロール自体は人間の体内に必須の成分であるという事が分かりました。人間の体内には約60兆個の細胞があり、その細胞を形成するのに必要な成分だというのです。

 

さらに、人体の血液中だけでなく、脳や内臓をはじめ全身の筋肉にも分布されており、重要な役割を担っているわけです。

 

コレステロールを学ぶ時に出てくる善玉菌と悪玉菌とは!?

 

善玉菌悪玉菌もさしてコレステロールに関する知識を持ち合わせていなくても知っている方が多いと思います。しかし、これがコレステロールと関係しているという所までは知りませんでした。

 

善玉菌はHDL(High Density Lipoprotein )

悪玉菌はLDL (Low Density Lipoprotein )

 

それぞれの役割ですが、悪玉菌は肝臓から出発して全身にコレステロールを運ぶ役割を担います。対して善玉菌は血中に残ったコレステロールと回収するという役割を担います。

 

これだけでは悪玉菌が悪いことをしているとは思えないのですが、全身にコレステロールを運ぶ過程で血中に余分なコレステロールをこぼしてしまうことがあります。

 

その残ったコレステロールがプラークという壁を作って血管を狭くする作用があり、これが心筋梗塞や脳梗塞などの原因となる訳です。

 

ここまで見てくると、善玉菌が体内の余分なコレステロールを回収するという役割をきちんと担う事が出来ていれば問題ないのではないか!!と思っちゃいますよね!?

 

善玉菌が余分なコレステロールを回収できない本当の理由とは!?

 

これは善玉菌が炎症や酸化でその機能を果たすことが出来なくなっているという事が主な原因という事です。

 

なぜ、炎症や酸化が起こるのか!?

 

現代人の生活習慣がそこには大きくかかわっており、日常の飲酒や喫煙に高血圧。それに肥満や糖尿病などなど。これらが酸化や炎症の引き金となり、本来の善玉菌の働く力を弱めたりなくしたりしているというのです。

 

そして、この炎症や酸化で弱り切った善玉菌の機能を回復させるために必要といいますか、効果的な成分がEPAと呼ばれる成分。今回の救世主とはこのEPAだったんですね!!

 

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コレステロールの救世主、EPAに迫る!!

 

 

前述のとおり、呼称こそ善玉と悪玉に分かれてはいますが、悪玉菌も人の体内にコレステロールという細胞を形成する大事な成分を運ぶという重要な役割を担っているので、善玉菌の役割を回復することができれば悪玉菌の呼び方も変わるのではとこっそり期待しています……

 

そこでこのEPAを上手に体内に摂取して善玉菌の機能を高めて健康を保ちたいのですですね。

 

善玉菌の機能回復に役立つと言われるEPAとは!?

EPAエイコタペンサエン酸とも呼ばれることがあるこの物質。私も医学的、科学的な知識が無いのでこのEPAの成分がどのようなものかまでは分かりません<(_ _)>

 

しかし、効能としてこの善玉菌であるHDLの機能を高める効果があるということは間違いない!!ということであります。

 

そして、このEPAを摂取することができる最強の食べ物とはアザラシの肉!!?というのです。イヌイットの人はこのアザラシの肉を主食としていて動脈硬化にもなりにくいと言われています。がそんなアザラシの肉なんて近所のスーパーにおいてある訳もなく……

 

前置きが長くなりました、身近に摂取できるのは青魚でした<(_ _)>

 

なぜ青魚にEPAが多く含まれているの!?

 

なぜEPAという成分を青魚は多く含んでいるのか、これは番組内でさかなクンがていねいに解説していました。それは青魚の生態。冬に冷たい海を渡るのが原因というのです。

 

その冷たい寒い海を渡る時に青魚が主食としているのが植物性のプランクトン。この植物性プランクトンがEPAのかたまりのようなもので、これを主食としている青魚はEPAを多く含んでいるという事なのです。

 

ガッテン

 

さば・いわし・あじ・さんま等の青魚がEPAを多く含んでいますよ!

 

EPAを美味しく摂取できる料理のレシピは!?

 

①さかなクンおすすめ

サバ缶・オン・ザかつお節

単にサバの缶詰にかつお節を振りかけたもの。なのですが、めっちゃ美味しそうでした。というより美味しそうに食べていましたさかなクン。

 

②山形県村山地域の伝統料理

ひっぱりうどん・ひっぱりそうめん

材料

うどんやそうめんなどの乾麺

サバ缶・納豆だけ

つくり方

①お椀かどんぶりに適量の納豆を入れる。

②サバの水煮を一かけら足して、缶詰の煮汁を加える。

③茹でたうどんやそうめんをお好みで入れて混ぜて食べる。

 

すごく簡単で美味しそう!!これは正月などお節料理に飽きたころなどにちょうど良い料理レシピですね!!

 

③サバ缶の天ぷら

材料

サバの水煮缶

大葉

のり

つくり方

①サバの水煮を水分を切って一口大に切ります。

②その水煮を大葉とノリで巻きます。

③衣をつけて170℃の油で揚げます。衣に火が通ったら出来上がり。

 

お酒のおつまみによさそうですね。でも飲み過ぎは善玉菌の効果を低下させるので禁物です!!

 

他にもあるある、善玉菌の機能向上の方法とは!?

 

1.ウォーキング 1日30分。

すぐにでも近くの大濠公園でウォーキングをしたいという衝動にかられている単細胞です<(_ _)>

 

2.ナッツを1日25gまたは緑茶を1杯。

簡単ですね。これで善玉菌の炎症や酸化を防ぐことができるというのです。

 

出来ることからぜひ始めてみたいですね。

 

今回、重要だと感じたのは善玉菌を増やすことではなく善玉菌の機能が大事だという事です。いくら善玉菌が多くてもその余分なコレステロールを回収するという任務を果たすことが出来なければ意味がないのです。

 

これは国立循環器病研究センター研究所室長小倉正恒先生がおっしゃっていました。しかし、この事実が分かったのが今から7~8年前というこでで、けっこう最近というのも驚きです。

 

悪玉菌を減らす食事よりも善玉菌の機能を向上させる食事などを心がけたいとおもいます。

 

番組が終わっても気になる事が一つ。

コレステロールを気にするならお肉よりもお魚という事なんですが、番組内で最初の方にイタリアのリモーネ・スル・ガルダというお肉大好きな人たちが暮らす村が紹介されました。

 

お肉をたくさん食べるのにコレステロール値が低いという奇跡の村の住人として紹介されたのですが、なぜ彼らがそんなにコレステロール値が低いのかが私は最後まで分かりませんでした。

 

それはよしとして、EPAは善玉菌の機能を向上させるだけでなく、血管を柔らかくしてくれるため動脈硬化にも良いと紹介がありましたので、青魚を家族で食べる習慣をもちたいと思います。

 

最近、さば缶の人気があり過ぎて店頭で品薄なのが心配ですが……