2020年のしぶんぎ座流星群は東京では難しいかも……福岡でよく見えるのは何時!?

しぶんぎ座流星群が1月の夜空を飾る!!

8月のペルセウス座流星群や12月のふたご座流星群とともに三大流星群として知られ、一年の最初に夜空を彩るしぶんぎ座流星群。2020年は1月4日が一番活動を活発にするという事もあり、全国の天体ファンの皆さんも今か今かと夜空にきらめく星々を待ち遠しく思っているのではないでしょうか。

 

今回はそんなしぶんぎ座流星群について見ごろの時間帯や方角について紹介します<(_ _)>

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2020年のしぶんぎ座流星群の見やすい地域について

画像引用:https://weathernews.jp/s/topics/201912/290055/

しぶんぎ座流星群の観測予想の写真によると、九州や四国はほぼ全域で観測ができそうですね。それに岡山県や兵庫県の瀬戸内海側に和歌山県や三重県の太平洋側と北海道の東側。

 

九州では沖縄県が難しそうなのですが、福岡県や佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・宮崎県と鹿児島県はほぼバッチリ見えると出ていますね。あとは天気が気になるところですが、天気も良く観測にはとても適した環境です。

 

東京はじめ関東圏はしぶんぎ座流星群の観測は難しそうです。

 

しぶんぎ座流星群2020見ごろの方角や時間帯を詳しく

 

しぶんぎ座流星群に限らず、流星の群れが出現しだす時期や期間、それに最も活発に出現するタイミングや見やすい時間帯などなど、さまざまな条件を満たしてようやくその星々の輝きをより鮮明に観測することが可能になります。

 

2020年しぶんぎ座流星群の極大とは!?

 

ここで極大とは、流星群がその活動期間の中でも特に際立って活発に活動する時間帯の事を指します。そして。しぶんぎ座流星群についてはこの極大の時間帯が他の流星群に比べて比較的に短いというのが特徴です。

 

しぶんぎ座流星群に限らず、流星群というのは次第に活動を活発にしつつ最も活動がダイナミックになる極大を迎え、あとはその活動を徐々に沈静化させていきます。

 

2020年のしぶんぎ座流星群の極大は1月4日の夕方17:00頃と予想されています。

 

2020年のしぶんぎ座流星群を観察するのに適した期間は!?

2020年で行くと極大は1月4日頃であり、その前後1日が流星群を多く観察することが出来る貴重な期間となります。そして、そう考えると2020年のしぶんぎ座流星群の観察に最も適しているのは1月4日であり、その前日である1月3日と極大の翌日の1月5日も比較的流星群を観察するに適していると考えられます。

 

この極大の日と前後1日を合わせて極大期と呼んでもいいのではないでしょうか。

 

しぶんぎ座流星群の見えやすい方角、場所は!?

画像引用:https://weathernews.jp/s/topics/201912/290055/

しぶんぎ座流星群を観測するのに適した方角、方向というのは特にありません。夜空を広く見渡すといたるところに流星、つまり流れ星を発見することができるはずです。

 

そうは言っても何か観測のヒントは欲しいところですよね。そこで私は放射点を基点にします。放射点なんてどこにあるの!?と思いますが、まず北斗七星を確認して近くにあるうしかい座とりゅう座を確認。その中間あたりを放射点とします。

 

大体、この方向を眺めていると流星を見ることができると期待しています。しかし、この放射点近くに発生する流れ星は観測する我々の方に向かってくるような位置になるため、発見できても時間的には短くなるのが難点かなと思います。対して、放射点とは反対側の方で確認できる流星は横に向かって、本当に流れるように見えるため時間的にも長く感じることができるはずです。

 

 

しぶんぎ座流星群を2020年観測するに適した時間帯は何時!?

 

放射点については既に述べた通りですが、この放射点が1月4日から1月5日にかけて真夜中に上がってくるため、真夜中の時間帯から1月5日の夜明けにかけて空が白みがかってくるくらいまでの時間帯。時間を強いて指定するならば、1月5日の4時、5時から6時くらいまでではないかな!?と予想しています。

 

少し早めに寝て、早めに目を覚まし1月5日の早朝、空がまだ暗い時間帯に夜空を観察するというのもおすすめだと思います。

 

天体観測、流星群を観察する際の注意点について

 

見る方向は特に決まりごとは無いのですが、夜空を見渡して暗い方向を見た方が見やすいと思います。月明りの方を観察しても、その月の周りが明るいため流星群が発生してもはっきりと流星を確認するのは困難だと思います。

 

また、明るい家の中からいきなり外に出て夜空を眺めても、その夜空の暗さに目が慣れるまでに相応の時間が必要であるため、余裕を持って観察しましょう。

 

家の庭先や、マンションなんかのベランダで観測する場合は別としてもこの流星群を観察する為に外出という事であれば寒さ対策を十分にして行きましょうね。真夜中から明け方にかけては特に寒いので……

 

新年初めての流星群を発見したら、あなたは何をお願いしますか……!?